ベンチマークすべき起業家の要素
2013年8月31日 Category :ビジネス雑感 0
14:59:55
僕がベンチマークすべき人。(1)年間1~3億の利
益を計上している (2)それが継続している(3)
ネットで効率よく商売をしており自由時間が多い
(4)どういう商売で利益を上げているかが明確で軸
のブレがない (5)仲間と緩やかに繋がっている
(6)虚栄心が少ない (7)明るい i
【解説】
どういう起業家をベンチマークすべきか?
そして、どうやって彼らの良いところを
吸収して、彼らを追い越していくかを
考える事がよくある。
1つ1つ、考察していこう。
(1)年間1~3億の利益を計上している
この利益については、経常利益やら
営業利益やら、いろいろな種類のものが
ある。
僕がイメージするのは、売上から原価を
引いた単純な利益で、原価は、外部への
支払いという意味合い。
粗利という括りかな。
だから、事務所経費や役員報酬や人件費
などは含まない。
事業として、どれくらいの利益を出して
いるかということを純粋に見たいわけ。
僕の目標が月額3000万円の利益で、
今までの最高が2500万円程度だから
3億円ほどの利益を出している起業家を
ベンチマークにしたい。
ただし、1億円レベルでも人知れず
効率的に、しかもガチガチの安定度で
それを達成している起業家もいるので
1~3億円の利益レベルの起業家を
ベンチマークしたいと考えている。
(2)それが継続している
これが重要な部分で、僕もそうなんだ
けれど、一発当てて、月に1000万円
とか、5000万円とか、1億円とか、
そういうケースはよくある。
難しいのは、それを「継続させる」と
いうことで、これができないと起業家
としては2流、3流だと考える。
だから、年間1~3億円レベルの利益を
数年間(できれば5年以上)継続して
いる、起業家をベンチマークしたい。
そして、その手法や、根底にある思想を
知りたいと思うわけ。
(3)ネットで効率よく商売し、自由時間が多い
これも大切かな。
年間1~3億円の利益を出し続けていても、
馬車馬のように働いていたら意味がないと
考えている。
もちろん、ずっと仕事をし続ける姿勢は
必須なんだけれど、時間に余裕がないのは
ヤだな。
時間の制約から解放されていて、食事に
誘えば比較的簡単に応じてもらえるような
そういう起業家を見習いたい。
QOLを高める上で最重要なことかも。
(4)どの商売で利益を上げているかが明確
自称お金持ちのアヤシイ人に多いけれど
何をやって利益を上げているかが明確じゃ
ない場合は、ベンチマークするに値しない。
というか、大体の場合、そういう人は
ウソを言っているわけで。
どういう商売をしているかが、客観的に
見て明確、ということは重要。
そして、そこからどれくらいの利益が
計上されているか?が推測できるという
ことも重要。
例えば、不動産からの収益が月に300万円
あります、という場合、
(1)それは家賃収入のトータルか?
(2)ローン返済を差し引いた額か?
(3)管理手数料や減価償却も考えているか?
(4)イグジット戦略はどういうものか?
(5)物件はどこにあるか?
(6)どういうコンセプトで事業しているか?
これぐらいのことが判明しない限り、
信じないほうがいいわけ。
ネットで稼いでいますという場合も同じ。
どんなページを作ってどういう仕入をして、
あるいはどういうコンテンツを作って、そして
どうやって集客をしているかを全部聞く。
僕はネットビジネスには詳しいから、
実際にやっている人しか回答できない
ような、いやらしい質問もすることに
している。
(5)仲間と緩やかに繋がっている
仲間がいない起業家は、伸びない。
だから、この点も見ておく必要がある。
ツイッターやフェイスブックでどういう
やりとりをしているかも観察すれば
面白い。
(6)虚栄心が少ない
誰しも虚栄心はあるし、それが稼ぐ
原動力になることは否定しない。
ただ、虚栄心ばかりだと、ビジネスの
本質が見えないので、そういう輩には
近づかないほうが賢明。
地味な努力というのは必須だからね。
ギラギラしたところが好きな人間は
必ず破綻する。
(7)明るい
人柄も大切で、普通に食事をして
楽しいということも重要。
例外はあるにせよ、稼ぐ起業家は、
ひとを楽しませることが上手。
つまらない人間には、やはり、
近づかないことが肝要。
以上7点、だらだらと書いたけれど、
今後もこの要素を満たす起業家を
ベンチマークしつつ、彼らに追いつける
よう、地味に努力しよう。