客観的な数値を見ると・・・
15:23:45
「飛行機が怖い」って言う人は、感情で判断している
と思う。1億人キロ死亡率という統計があって、1億
人を1キロ移動させたときに何人死ぬかっていう値なん
だけど、車って飛行機の10倍以上死ぬんだよね。飛
行機事故はめったにないことだけに大々的に報道され
て怖いイメージがあるけれど。原発は?i
【解説】
これ、実は、「反原発」を声高に叫ぶ人への
アンチテーゼ。
今の日本でこれを書くと、袋叩きに遭うの
だろうけれど、僕は、原発って危ないと
思っていない。
なぜかというと・・・
僕の周りに、放射能が原因で死んだ人がいない
から。
交通事故で死んだ友人や、自殺した先輩は
いたけれどね。
そして、交通事故で重傷を負った知人が
何人かいるぐらい。
ところが、親類や知人の中に放射能で怪我を
した人はいないし、死んだ人も勿論いない。
で・・・
興味があったので調べてみたら、原発の
放射能が原因で死んだ人って、
この50年で2名
ということらしい。
ところが・・・
交通事故では、未だに毎年5000名が死ぬ。
しかも日本の死者カウントは自動車業界に
気を遣っているのか、
「事故後24時間以内に死んだ人のみをカウント」
するという、他の先進国ではありえない統計を
とっているわけで。
もちろん、死者数だけでこれだけの多さだから
事故によって重篤な障害を負った人はその数倍に
なるだろう。
で、この5000人ってのは「たったの1年で」
というのが凄いな・・・と。
50年で2名の死者を出した原発は、
1年に0.04人の人が死んでいる
という計算。
死者数だけで見ると、原発って安全過ぎて、
他の発電システムに比べるとメリットが多いと
思うな。
火力だと、排ガスで人が死ぬし、水力もダム
建設や結果事故で結構な数の人が死ぬ。
※中国のダム決壊で15万人以上の方が
※亡くなった事例あり
ということで、死者数だけで見たら原発は
優秀。
この話をすると
「有事には多くの土地が使えなくなるじゃないか!」
という反論が来る。
じゃ、人をたくさん殺している自動車が走る道路の
面積をあなたはご存知ですか?
と、聞きたい。
有効に道路が張り巡らされているニュータンでも、
道路の面積占有率は25%になる。
しかも、その道には自動車が走るだけでなく、
放射能よりも人を殺す「排気ガス」をまき
散らすわけ。
そこまで説明すると
「汚染地区に居住すると発がんリスクが!」
という、声が聞こえてくる。
確かにチェルノブイリ事故では、周辺の子供
たちの「甲状腺癌」が増えた。
でも、この癌って99%が治療可能だし。
そして、もともと10万人に5名だった
ものが、10倍になって50名となっても、
人が自動車事故や肺がんで死ぬリスクに
比べれば、無視できるほど小さな数字だし。
ここまで書いていて思ったのは、死ぬ数が多く
なるほど、人の感覚はマヒするんだなってこと。
自殺者数:年間3万人
交通事故死:年間5千人
これらについては、それほど怖くないみたい。
ガンについても、当たり前になっているから
それほど怖くないみたい。
でも、殺人になると、年間400人と少なく
なるから、怖くなるみたい。
で、放射能になると、年間0.04人の死者が
出ているから、もう、超怖いみたい。
面白いケースでは、宇宙人に拉致されるのが
怖い・・・とか。
つまり・・・
死ぬ人が多くなればなるほど、それは容認される
ってことだな。
僕も原子力大賛成じゃないけれど、現状を見ると
原子力を中心に、ピーク電力に合わせるために
水力、火力を融合するって感じがベストかな。
ま、反原発ってのは宗教みたいなものだから、
放っておくか。
ただ、客観的な数値は調べて欲しいな。
コメントを残す