安定する仕組みを作る3つの要素
僕の会社は「研究所」みたいなものだから、発明が当
たれば稼げる感じ。で、不安定で仕方がないので「安
定する仕組」を発明することにしているわけだな。こ
れで納得。
【解説】
僕は、起業家・経営者・マーケターというよりも、
「発明家」という側面があって、それが強みに
なっているということを、複数の方から聞いた。
その評価はうれしいし、確かに、新しいモデルや
サービスを提供してきたけれど・・・
当たり外れが大きくて、経営が安定しないのが
辛いところ。
ではどうするか?
経営が安定する仕組みを発明する
↑これでいいわけだ。
一番難しいことだけれど、どうやったら実現が
可能か、思考実験してみる。
経営の安定って、
◯利益の安定
◯組織の安定
ということで、この2つの要素が寄りかかって安定
しているようなイメージ。
まずは利益の安定について考えてみる。
これは商売の原則を考えればいいわけで
(1)リストを集め続ける
(2)使い続けられるサービスを提供する
この2つが重要じゃないかな、と。
ただ、幾重にも重なるヒネリが必要で、リストを
集めるにしても、
◯プロダクトローンチ
という手法もあるし
◯ジョイントベンチャーでリスト共有
という手法もあるし、さらに
◯共有されたリストでさらにJV
ということもできる。
無料で使いやすいソフトを広めて、そこから
マネタイズしていくというのもありだし、これは
今後、ソフト→アプリとなっていきそう。
使い続けられるサービスというのも難しくて
新しくていいものが出てくるから、
◯基本を抑えた作り
が必要になってきて、時代の流れにも対応ができる
ようにする必要がある。
プラットフォームがあって、その上に乗ってくる
サービスで時代に対応するイメージ。
これができれば利益は安定する。
恐らく今後10年ほどは、一人のネット起業でも
毎月数百万円の利益で安定してくるはず。
さらに伸ばすには、さきほども書いた
◯組織の安定
も必要になってくる。
社員を多くして組織化という、昔ながらのピラミッド
型組織を作っていくのもいいだろうし、
ネットワーク型組織
を作って、時代に柔軟に対応するのもいい。
インターネットを使って商売をする際には、チャット
ワークがあれば、得意分野を持っている人々が
プロジェクトに必要な知識を持ち寄って、プロジェクト
毎に商売を展開できるわけで。
何らかの強みと、コミュニケーション能力が必須だけど
これがあれば、ネットワーク型組織を維持できる。
ということで・・・
(1)リストを集め続ける
(2)長く使われるプラットフォームを作り上げる
(3)ネットワーク型組織を維持する
という3つが、利益の安定のために必要になるんじゃ
ないかと考えている。
大学の授業で経営のライフサイクルは10年と聞いたことがある。安定させるということは永く続けるということだと思うが、かなり難しそうに感じる。